Dam Standardブラシをつかうと、鋭く掘った表現をすることができます。
たとえば、髪の流れを表したり、細い溝を入れたりするのに適しています。
下の絵では,ひげに掘り込みを入れてみます。
最初は,ひげがぼーっとしていてよくわかりにくいです。
DamStandardブラシでひげの筋を入れてみました。
鋭い溝の堀口は,Vではなく,曲線になっているので,彫り残したところは逆に盛り上がっているように見えます。
下の図のようにしわなど細かい掘り込みを入れるのにも適しています。
口の線を入れたり、もりあげた部分とフラットの部分の境目をはっきりさせたり、二重瞼を描いたりなどに使えます。
Dam StandardブラシをAltを押しながら使うと、鋭い盛り上がりをつくることができます。
前回の記事,唇をつくるときに使いました。後先になってしまいました。
上の絵で,髪の毛のとがった筋は,最初にAlt+DamStandardブラシで描いてとがった盛り上げを作っておき,クレイポリッシュをかけてならしたものです。
DamStandardブラシは,何らかの稜線を描く用途にもってこいのブラシです。